電子申告・納税(e−TAX)開始のご案内

拝啓 春寒の頃、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 この度、全国に先立ち平成16年2月2日から名古屋国税局管内において、「国税電子申告・納税システム(e−TAX)」(以下電子申告)が開始されました。
 今回の電子申告の開始は、情報通信技術(IT)による産業・社会構造の変革(いわゆる「IT革命」)に取り組み、2003年度までに電子政府の実現に向けた施策のひとつとして方針が示されています。また、政府はe−JAPAN構想で2005年度までにIT立国を目指していまして、21世紀の日本をIT先進国にすべく真剣に取り組んでおります。
 そして、現在、私は名古屋税理士会の常務理事(電子申告専任)として毎日電子申告を中心に活動をさせていただいております。おかげさまでマスコミ等にも取り上げられ、全国の方々との情報交換等をさせていただけるようになりました。この点につきましては、添付資料等をご覧いただければ幸いです。
 当事務所においても今年度は、3月22日以降の法人税申告(名古屋国税局管内のみ)をはじめとして、ご協力いただける関与先様から順次電子申告に取り組ませていただく所存でございます。
 つきましては、電子申告開始にあたり「電子申告・納税等開始届出書」の提出及び「電子証明書(住民基本台帳カ−ドに公的個人認証番号を格納したもの)」の取得について、ご協力いただけますようお願い申し上げます。
末筆になりましたが、皆様の益々のご発展をご祈念申し上げます。
敬具

1.電子申告・納税等開始届出書の提出

当事務所が書類を税務署へ提出いたします。電子申告・納税等開始届出書を提出するにあたり、ご本人確認用の書類を添付する必要があります。添付書類については事務所に送付ください。
<添付書類>
個人事業者の場合は、運転免許証をコピ−するか、またはスキャニングしたものをメ−ルに添付して送付してください。
法人企業につきましては、法人の登記簿謄本が必要になります。

2.住基カ−ド(住民基本台帳カ−ド)の取得と電子証明書の登録

電子申告を行うにあたり住基カ−ドの取得と電子証明書の登録(公的個人認証番号の格納)が必要になります。住基カ−ドの取得費用は500円です。電子証明書の登録費用は、愛知県・岐阜県は平成16年3月末まで、三重県は平成16年12月末までは、各県が負担してくれます。各市役所の窓口でお尋ねください。
電子申告についてのご質問は、井上が直接お答えいたします。
ご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。
井上会計eメ−ル : arata@iarata.com

なお詳しくは当事務所ホ−ムペ−ジをご覧ください。
http://www.iarata.com

電子申告コーナー