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「身近なノ−ベル賞」
 最近の明るい話題と言えばなんと言ってもノ−ベル賞のダブル受賞である。しかも、前年の野依教授(名大)、前々年の白川教授(高山市)に引き続き、小柴教授は豊橋市、田中氏は富山県の出身。中部圏はノ−ベル賞にゆかりが深い。
 物理学賞の小柴昌俊教授は岐阜県神岡町の「カミオカンデ」と言う観測装置で「ニュ−トリノ天文学」を確立された。「 暗い方を向かず自身を」という言葉が印象的である。
 田中耕一氏は学卒のサラリ−マン受賞ということでさらに話題性が豊富である。島津製作所で1985年に開発した研究がいま注目されたのだそうだ。その時の会社の報奨金が1万円だったとか。失敗は次の手がかりと自ら言い聞かせていたり、「苦しい時こそチャンス」と言うコメントも勇気づけけられる。
 両氏とも当に「プラス思考」。マイナス思考では、成功はつかめない。見習うべきことは枚挙にいとまがない。(あ)
名古屋税理士会熱田支部広報誌
プロムナ−ド11月1日号掲載分
より


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