その他の年

2006年

2006.10.14 更新

ドイツへ行ってきました。初めてのヨーロッパです。その歴史と伝統の重みに感動しっぱなしで、あっという間の視察でした。

今回の視察は名古屋税理士会がドイツのミュンヘン税理士会との友好協定を結んでいて、2年ごとの交流の年です。今年は名古屋会がミュンヘンを訪れました。

私の任務は先進国ドイツの電子申告の研究です。 副会長の発表原稿も通訳さんに翻訳していただき、ドイツ語で作成しました。パワーポイントでの発表が大過なく終わったので、ホットしています。

後は、税務署・財政裁判所・税理士事務所・DATEVなどでの質疑応答に必死でした。

ミュンヘン税理士会が本当に素晴らしく仕切ってくださったので感謝しています。

でも、悩みもありました。血圧の高い私には全ての食事が塩辛すぎる。それと、トイレの便器が高すぎて、大きいほうで全てしのぎました。 お風呂もありませんし、コンビにもありませんから、やはり日本の生活はありがたいです。

勉強の意味では、ドイツは素晴らしいところです。もちろん観光でもいい。お城は一つもみる機会がありませんでしたが、街自体が素晴らしくアンティークなので、おもしろい。クラッシック音楽が生まれるのも自然な感じです。

何かの機会に、ドイツについての紀行文を出せればいいなと思います。

2006.9.23 更新

相変わらず、電子申告推進のために動いています。

先週月曜日に香川県高松市の香川県税理士会政治連盟による、「税理士による平井卓也後援会」に単独参加してまいりました。四国の政治連盟の方々には感謝申し上げます。

名古屋税理士会政治連盟の会長推薦をいただけましたので、積極的に意見交換をさせていただくことができました。とてもいい内容のお話をうかがうことができたので、十分に四国まで飛んでいった価値がありました。

平井内閣府大臣政務次官は、唯一「電子申告のわかる議員」です。票に結びつかないそうで、政治家で本人が直接ITに詳しい人はほとんどいないようです。 さらに、平井議員は実際にITに関する動きをかなり活発にしてくださっています。

IT担当大臣もITに関してはお任せしている節もあるようです。日税連の情報システムとの協議会もあったようですが、今後も期待できる議員として、私は積極的に応援させていただきたく思います。

平井議員の情報や知識は、「電子申告」「電子政府」に関して、税理士会政治連盟で講演いただいても充分斬新だと思います。 e-Taxを税理士が真剣に考えるならば、平井議員にいろんな意見を集めたほうが実現しやすいようです。私は現場の者として12の要望(100ページほどのレポート)を提出してきました。

一般納税者としても、純粋にITによる行政改革、「小さく効率の良い政府づくり」をしていただくことは、税の使い道を考える上でもありがたいことです。

税理士として日ごろ、税政のあり方について考えていますが、税の使われ方まで考えが及ばないこともあります。電子政府作りは税の使われ方を考えることであるとも思っています。

2006.8.5 更新

総務省電子政府推進員としての活動報告です。

8月3日に、日経新聞等での予告どおり、東京のホテルニューオータニで「電子社会・電子政府戦略会議」パネリストとして、参加してまいりました。 総務省から事前に禁句とかを言われていたのですが、言ってはいけないことも初め、私の思いをぶつけてきました。とてもいい思い出、経験になりました。

竹中平蔵大臣が基調講演のはずでしたが、急遽渡米されたとかで、お目にかかることはできませんでした。(IT政策が進んでないので、避けられたのか? それとも公費で渡米できるチャンスが残り少ない期間なので優先されたのか・・・・・)

その点は残念でしたが、その分、平井たくや内閣府大臣政務次官(ITで実質的に自民党のIT専門の先生)や、総務省行政管理局長ほか官僚の方々とお話させていただけたので、収穫は充分ありました。

会議は、80分で時間的には厳しかったですが、壇上のど真ん中に座ることができ、なおかつ、スポットライトもまぶしいので、思わず学生時代のハードロッカー?の血が沸いてしまいました。(^∇^)♪

事前にパネラに対するMLにて「当日打ち合わせで、訂正いただきたい箇所があります。」とあったので、「多分、私のだろうな」と思っていたら、どんぴしゃでした。 2点ありました。「公務員の電子申告強制参加」「小泉総理の電子申告推進CM出演」。

公務員の電子申告は、「電子申告を推進・指導する側が、電子申告しないのはやる気がないことになる。現場の混乱にもつながる。 年末調整に甘んじていてはいけない。」小泉総理の話は「IT戦略本部長(=総理大臣)自ら、国民に推進を呼びかけて欲しい」と置き換えてしやべってしまいました。同じことです。

そして、「最後に言いたいこと」では、「行政・官は究極のサービス業です。国民・納税者の視点に立ったシステム作りをしなければ、いつまでたっても推進はできません。」と、偉そうなこと言っちゃいました。 会場には、各省庁の高級官僚が沢山いらっしゃるのに。完全に、ハードロッカーと同じ状態です。(~_~;)?

私の第一の主張は、「インセンティブの付与」。「小さな税額控除程度ならないほうがいい。10万円程度の大きい税額控除をすべきです。」と。 これは、繰り返し言いました。「国税庁が税理士会の意見をかなり受け入れてくださっているので、アクションプランは素晴らしい。後は実現していただくことを期待している。」と言うことも。

いままで、電子政府推進員では税理士を代表して常に発言してきました。国の電子政府に対するパブリックコメントも可能な限り出してきました。 ともかく、電子政府化を推進することが私の使命だと、勝手に思いがんばっているつもりです。

今回の禁句発言で、次ぎはないかもしれません。しかし、その後、怒られてもいませんので、今後も、私が発言していく機会があるかも。その時のためにも、少しでも情報が欲しいです。

皆様から電子政府・電子申告についていろんな意見を私にぶつけていただけることを期待しております。よろしくおねがいします。

2006.7.6 更新

日経新聞のフォーラムにパネラーで参加させていただきます。

8月3日、東京のホテルニューオータニで「電子社会・電子行政戦略会議」というフォーラムがあります。「オンライン申請率50%の達成に向けて」という内容のパネルディスカッションです。

竹中平蔵総務大臣が基調講演の予定者で、松田岩夫IT担当大臣が特別講演をしてくださる、総務省等の省庁が後援の大きな会議です。

これまで、電子申告についてトコトンいろんなところで発言したり、講演したりしてきました。先日も内閣府に「重点計画2006」に対するパブリックコメントを提出したしました。 これらの日常の活動が、大きなフォーラムでのパネラーという形で発言できる結果となり、光栄です。

総務省電子政府推進員の税理士代表としても発言を常にしていましたので、総務省が押してくださいました。

思いっきり持論を展開しています。ともかく、日本が「小さな政府」になって欲しい。そのために電子化をいち早くして、世界に通用するIT立国になって欲しい。 税理士としてはその基幹となる税の世界で、電子申告の利用率を向上させるように貢献しなければと思います。

10万円の税額控除を要望しています。その他納税者が利用しやすい施策を講じるようにお願いしています。国税庁はそのアクションプランで、近い将来にかなりな部分の改善を図ってくださるようです。

関与先の皆様にも、税額控除等で直接的なメリットがもたらされる時も近いはずです。今後とも電子申告のお願いをしていきますが、まだ、電子申告のご協力がかなわない関与先の皆様には、何卒よろしくお願い申し上げます。

2006.5.26 更新

夢のようなお話です。

先週、私は霞ヶ関のIT大臣室へお邪魔して、電子政府のあり方について、直接大臣に問題点と改善策を陳情する機会をいただきました。日ごろの活動に関して、私の声が天まで届いたような爽快な気分です。

13日の土曜日に税理士会政治連盟の先生方のご尽力で、松田IT大臣の岐阜事務所へお邪魔する機会をいただきました。昔から大臣を応援されている後援会長のお力のすごさを感じました。

土曜日に説明させていただいた時点では、私の100枚以上に及ぶ建議書であるため「もっと簡潔にまとめて、後日持ってきてください。」と宿題をいただいてしまいました。むしろありがたい話でした。

それを、1週間も経たないうちに東京霞ヶ関の大臣室で意見具申できたことに感動しています。この場面をコーディネートしてくださった税理士会の上司の先生にも感謝しています。

大臣室には内閣官房のキャリアの方々がいらっしゃり、真剣に聞いてくださいました。あくまでも政治連盟のお力で、井上個人の私見を述べる機会をいただいたわけで、電子申告の現場を知っていただくことが目的でした。

既に国税庁は電子申告に関して大きな改革をアクションプランとして出しています。間違いなく、電子申告が世の中の主流になる時代が来ると信じています。

関与先の皆様にも、税額控除等で直接的なメリットがもたらされる時も近いはずです。今後とも電子申告のお願いをしていきますが、まだ、電子申告のご協力がかなわない関与先の皆様には、何卒よろしくお願い申し上げます。

2006.5.9 更新

5月8日の日経新聞1面についに出ました。私が、今最も心血を注いでいる電子申告の普及促進について、ついに電子申告控除を検討するという記事が掲載されました。

ここまで、ことあるごとに、国税庁や財務省総務省に対してパブリックコメントを出してきました(当ホームページ掲載)。 その結果国税庁のアクションプランとして、私の要望である、納税者の電子署名の省略や添付書類の省略廃止、24時間受付等等、ほとんどの要望を受け入れてくださった感じになりました。 もちろん、私の意見は、日税連や名古屋税理士会の全体意見、TKCの意見と同じであり、それらの団体も同時に要望をしていました。

ただ、税額控除自体は外れていまして、ご協力いただく関与先の皆さんに具体的なメリットを明確に申し上げられない歯がゆさがありました。

ついに、税額控除が実現しそうですので関与先の皆さんに具体的なメリットを享受していただくことができそうです。

当面は電子申告の普及促進に燃えて行きます。最終的には「小さな政府」作りに、少しでも貢献できればという思いで、活動しています。

既にご協力いただいている方々には、心より感謝申し上げております。まだの方は、メリットが明確になった今から、ご協力いただきますことをお願いいたします。

2006.4.26 更新

事務所旅行で四国へ行って参りました。土曜日から月曜日まで、お電話等をいただ方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。

私の50歳の思い出もかねて、今年はどうしても坂本龍馬を堪能したかった。そこで、四国のパックツアーに職員全員で参加ということになりました。 14名ですから、パックツアーの中の半分の団体となり以後一緒させていただいた方々にはご迷惑をかけないように気を使ってしまいました。

新幹線で大阪まで行き、後はバスの旅。徳島県では鳴門海峡で橋を渡り、歩いて鳴門の渦を見に行きました。渦自体は時間帯が悪くて見れませんでしたが、雄大な渦の構造は理解できました。 鳴門から高速で高知へ。途中、大歩危・小歩危で雨の中船で川下り。岩の壁の間を流れていく感覚と、対岸に渡した無数のこいのぼりが印象的でした。徳島に次行く時は阿波踊りか?

高知に入り夕方。夕食までの40分でタクシーに乗り、龍馬の生まれた街記念館を目指す。途中、生誕地や、育った「才谷屋」跡地を。 記念館はできたばかりで資料は少なかったが、書籍グッズを買い込む。夕食宴会後は、雨の中なので勧めない言われるのを桂浜へ龍馬像を見に行く。独占龍馬。真っ暗のなかにライトアップされた龍馬像と初体面。少なからず感動しました。

2日目は高知を7時50分には出るというので、5時半には起床して、高知城へ。こじんまりとしたきれいな城。山内一豊、千代の銅像をNHK的角度で記念写真。 板垣退助の銅像も良かった。宿から、桂浜へ。朝の龍馬像もやはりりりしい。人が多いので、独占写真は難しい。桂浜も堪能。高知市から四万十川へ移動し、川の船に乗って昼食。 船頭のおじさんトークが絶妙。川が雨の後であまりきれいではないのが残念。しかし、最後の清流の感触は得た。

四万十から宇和島経由で愛媛県松山へ。道後温泉本館近くに到着。すぐに、温泉へ。坊ちゃんの舞台として有名であるが、「千と千尋の神隠し」のモデルといえる温泉の風景に大いに感動。 海外からも多くの人が来ていたのを見ると、これぞ日本の観光地。夕食後は、ガラスの記念館へ。光とガラスの絶妙な美しさとフルートの演奏に癒しの時間を過ごす。

3日目。早朝に道後温泉駅、時計台、坊ちゃん列車を見学。8時15分からツアー。まず弘法大師の石手寺へ。流石にお遍路さんの土地柄、趣のあるお寺さん。お寺からは、有名なタルトのお店経由で香川県琴平へ。

香川県。一度講演でお邪魔しているが、金毘羅さんは中までしか行っていない。今回は785段のぼり、いい汗もかくことができた。 いい景色、いい空気を吸うことができたようだ。お昼は、讃岐うどんの食べ放題。

岡山に渡り、倉敷で昔の町並みを散策。大原美術館ほか閉館日ですが、街の雰囲気は感じることができた。再度またゆっくり見て回りたい街です。

いずれにしても事務所旅行は、全員無事帰ることができて何より。四国の感想は、広かった。バスに乗っている時間も長かった。 四国各県のいいとこ取りツアーなので、一箇所でゆっくりというわけには行かなかった。しかし、四国がこんなに見所沢山のところとは今まで気づかなかった。それだけでも収穫はありますた。

今日からまた、全員で背一杯仕事に励みます。

2006.4.4 更新

中国・大連から戻りました。昨年、初めて行きましたが、中国の中でももっとも日本人をやさしく受け入れてくれる街だというイメージです。 前回は経済開発特区等の視察に追われ全く余裕がありませんでしたが、今回は、視察以外に観光の時間も作りましたので、日露戦争の戦場である旅順にもいけました。 名勝旧跡も尋ねることができ、大連をより知ることで、さらに好きになりました。

かつて、鹿児島の知覧の特攻隊記念館を訪問した時に感じたものに近い、胸の痛みというか目頭の熱くなるものを感じました。 ここで何万人という日本人が銃弾に倒れ、その上に現在の我々があるのだという思いがこみ上げてきました。思わず合掌。

今回、旅順が最大の目的でしたから事前準備として複数の日露戦争についての本を読んでいきました。現場を見ることで、さらにその実感がより体にしみこむような感じです。 そもそも、戦争というもの自体が絶対にやってはいけない行為なのですが、その中にあって、指揮官の判断能力一つでいかに多くの人命が土に帰するかということを学びました。

現代社会においても、「中小企業の経営者は99%の責任を負っている。」といういうのが自論ですが、リーダーの資質によってそこについてくる人たちの命運が大きく変わる事については同じです。 リーダーたる者は、常に切磋琢磨して自分を磨き、そして現場を見ながら判断しないと、とんでもなく判断誤りをするものです。そんなことを、旅順の戦場で確認させられたような気がしました。

今回の中国旅行は、ただただ市場の経済状況を視察したのではなく、精神的・哲学的に私にとって大変有意義なものでした。

隣国中国は、何かと学ぶべきものの多い国です。チャンスがあればご一緒しましょう。

私どもは現在、経済的な苦しさの中で、喘いでおりますが、直接戦争に巻き込まれているわけではありません。今のところ、少なくともこんな幸せな国にいるのですから、経済戦争に命をかけて取り組めば、どんな業況の悪化も、好転させることができるような気がしています。 お互いにがんばって、乗り越えたいものです。

2006.3.28 更新

10年ぶりにスキーに行ってきました。40代の10年間雪の上に立たなかったので、「滑れないのではないのか。」と不安したが、何とか問題なくすべることができ、楽しい思い出となりました。

しかしながら、自分の体力の衰えと、子供たちと一緒で自由に動けないもどかしさは残ります。また、スキーの世界も器具が飛躍的に変化していることに驚きを覚えました。

カービングスキーとかで、板の腰の部分が細く、何より身長より、短めのものを履くのだそうだ。昔はどれだけ長いのを履きこなすか競っていた所もあるので、戸惑いました。さらに、スキー技術は以前のものとは全く違い、単語まで全く違ってました。

スキーは楽しいですが、10年という月日はどんな社会でも大きく変化するものだということを改めて思い知りました。その世界の情報から、目を離してしまうと本当に「浦島太郎」の世界になりますね。

経済社会の中でも、10年日々の仕事だけにおわれて、周りの情報を取り入れないでいると、その時は先端技術やノウハウであっても、10年たてはば陳腐化しています。過去にかかわった関連の情報には常にアンテナを張っておく必要がありますね。

2006.2.25 更新

アイススケートフィギヤの荒川静香さん素晴らしかったですね。日本がメダルなしでは、あまりにも寂しいところ、大会の華ともいえる女子フィギアスケートで日本史上初の金メダルとは素晴らしい!!。

中京地区に住む私たちにとっては、本当は地元の安藤美姫さんにメダルをと思って期待していましたが、現在は不調で残念な結果に終わりました。次のオリンピックは浅田真央さんと2人で金・銀を、名古屋でいただけるといいなと思います。

冬のオリンピックは日本人の活躍はあまり望めませんが、私は夏同様に大好きです。10年前まではスキーに親しみ全日本の1級まで取得しています。その関係で、むしろ冬のスポーツのほうが自分との戦いの部分が多く興味があります。

また、オリンピックは個人の技や体力で国際的に披露して競う場です。昨年終了した、想い出の深い万博は、各国がお国自慢を含めた文化の紹介の場だと思います。いずれも、世界を見ながら、語れるこの平和の時代がとてもありがたいと思います。

それにしても、スキー・スケートを見ていると足がむずむずしてきます。ここ10年雪の上に立っていませんが、確定申告の時期であっても、余裕を持ってスキーにいける体制を、そろそろ確立しないとと反省しています。

2006.1.28 更新

中国では「活力門」と言うそうです。「ホリエモン」のライブドア事件は大変な騒ぎです。No2が税理士と言うこともあり、職業柄大変興味をもって、毎日ニュースを追っかけています。

粉飾決算や偽計だの風説の流布というのはいただけませんし、違法行為をしていたことはちゃんとその罪を償って欲しいと思います。ただ、マスコミも政治家も以前の彼を持ち上げていて、ここへ来てとんでもなくバッシングしています。勝手なものだと思います。

ホリエモンが出てきたことで、今年の経済系学部の受験生が増えたと言ういのは、かなり若者に夢を与えたからだと思います。その手法は違法行為であったとしても、創業者へのメッセージには熱いものがありました。いままでにはない型破りです。

今年5月以降新会社法が施行されます。この会社法作成段階でも、堀江という存在は影響を与えたと言われています。それほど今までの発想、古い発想にインパクトを与えた者として、これで失脚しても記憶には鮮明に残る人物には違いありません。

国は会社法で創業を楽にしたり、現実に即した会社の法律を作成しこれから、運用していくと言うのに、平成18年の税制改正では、その流れを堰きとめるような条文が入るようです。中小企業向けの大増税です。

中小企業の活力を増すことが日本の底力になると言うことで、会社法ができるのに、その中小企業だけから税をとっていくと言う内容であるから誠に納得がいかない。税理士会が反対したら、新聞の社説で「職業エゴ」のように書かれてしまった。

国はもっと中小企業の実態を見るべきであるし、メディアは面白おかしくだけで意見を述べないように配慮して欲しいと思う今日この頃です。

2006.1.1 更新

あけましておめでとうございます。

2006年戌年の始まりです。

犬は、オオカミを祖先として2万年前から人間と共生してきた動物です。人間は火を知り、道具を使うようになり、犬を味方にすることで狩ができるようになりました。犬の忠実な性格が人間の手伝いをし、リスク回避に役立つという福をもたらしたようです。最近では癒しの動物として人間と同様の扱いをされている犬もいます。

犬には人間の約100万倍から1億倍の臭いを嗅ぎ分ける能力があると言う説があります。人間にはそのような嗅覚は無いですが、その分叡智を駆使して未来社会を幸せにする嗅覚を持っているはずです。特に情報技術の分野には未来が明るくなるニオイを嗅取らざるを得ない無限の可能性を包含し、その流れは止められなくなっています。

昨年この中部経済圏は、幸せなことに「愛・地球博」の大成功やセントレア開港などにより、その底力を全国に証明した年となりました。2006年は、戌年にちなんで未来のニオイを嗅ぎ分けられるような、意義ある年としたいものです。

ところで、私井上は本日を持ちまして、50歳になりました。自分を省みると、良くここまでやってこられたと思うと同時に、まだまだ至らないところが多く、周りの皆さんに助けられてどうにか日々やれていることを痛感しております。

これからも前向きの姿勢で何事も積極的に取り組んで行きます。何卒よろしくお願いいたします。

ホーム成功学研究室このページのトップ