第4回 アメリカ西海岸企業視察(シアトル・LV)

(2004/6/12−2004.6・19)

 2年に一度のペースでアメリカに視察へ行っています。今回は、目玉がマイクロソフト社訪問と、マリナーズのイチロー、ボーイング社、そしてLVのスカイダイビングでした。いつも主催してくれる、私の相方、中小企業診断士の日野先生も、今回は会社社長さんが多かったので、厳しい研修となり本人もかなりハードだったようです。それに加えて私には、旅行中に国内での思わぬ不幸が重なり、いささか疲れた旅行でした。しかし、それ以上に大きな収穫があました。海外視察旅行は今後も体力の続く限り、継続していきます。

 マイクロソフト社訪問。都築玲子さんにお世話になりました。4年前もお世話になりましたが、2度と訪問できない可能性もあるので、貴重な時間となりました。本来、マイクロソフト社は企業訪問にも応じておらず、ましてや見学者は特別なコネクションなしにはけして中に入れない会社です。日本国内でマイクロソフトの日本支社の方々とも交流があり、そこで話題になったのは、「日本支社の名古屋営業所の我々が視察を申し込んでも、東京本社で断られた。東京がアメリカ本社に打診しても訪問の可能性がないからである。それなのに、調べたらなんと豊橋のわけのわからない小さなコンサル会社が、このたび訪問すると言うことがわかった。なんでだろう?」と言う話でした。MOREのネットワークのおかげです。

 ボーイング社については正直期待が外れました。

 ラスベガスではなんと言ってもスカイダイビングをしたことが思い出でもあり、チョット自慢でもあります。4500m上空から飛び降りました。
 スカイダイビングについては、詳細に記録しておきます。
 ラスベガスから車で1時間近く砂漠の中まで行って、小さな飛行場があり、掘っ立て小屋のようなスカイダイビングの事務所があります。ここで、スカイダイビング。
 まず驚いたのが誓約書。これぞアメリカです。最初から、脅しが続きます。「昨年アメリカで35名がスカイダイビングで死んでいる。50000人が飛んでいる内のである。2000人が何らかの怪我をしている。それでも飛びますか。」「スカイダイビングは今のところ保険がききませんが、それでも飛びますか」「もし、事故がおきた時、あるいは高度な障害になったときでも、一切訴訟をしませんか。」・・・・と2ページにわたって質問が続き、ともかくサインをたくさんしました。後何が書いてあるのかも分からないままに。一つでも拒否したら、飛ばしてはくれないということなので、ともかくサインしました。あの誓約書もらってくればよかった。
 TVでビデオレクチャーがあり、その後観光客を通訳にして、お兄さんがレクチャー。
飛ぶ時は両手を胸に当てて、他とぶつからないようにする。飛んだら、へそを地上に落とすようにしてエビゾル。足は後ろのインストラクターをけるような感覚で。この状態を“バナナ!バナナ!!”と言っていました。後は着地の時に足を前に放り出すこと。たったそれだけ。
 戦闘服みたいな衣装に着替え。だんだん雰囲気がもりあがってきました。しばらくすると、最初に飛んだ組の飛行機が戻ってきました。いかにもアメリカのおねえちゃんという感じの子が、真っ青な顔で大泣きして、飛ばずに戻ってきました。「そんなに怖いんだ・・・」と、まるで演出されているかのような感じになりました。
 私の相手はチャンス君。大柄のナイスガイ。左手にビデオを持って、ニコニコしていました。一生懸命英語でコミュニケーションをとろうとしました。もしかしたら、彼と心中することになるわけだから、感じよく仲良くしたいと。「チャンスっていい名前だね。僕の名前はニューかな。」なんてバカなことを言っていました。完全に気持ちがハイになっていたと思います。「ソニーのビデオだね。これは日本製だよ。」「ソニーはアメリカの企業だ!」「いや違う、ソニーは日本製だ。」「本当か?俺も日本にいたんだぜ!」「アーミーか。」「海軍だ!佐世保と神戸と横須賀に行った。」「名古屋を知っているか。」「知らない。」云々。そんなこと話しているうちに、飛び降り地点。
 怖かったのは、上昇する際のプロペラボロ飛行機角度と、降りる瞬間だけです。タンデムジャンプですから後ろに大きな元アメリカ海軍のお兄さんがついてくれるのです。彼があっという間に押してきて、アレ〜!!!
 茂樹君(大学生)が最初に。一番は怖かったと思う。次に日野氏。そして私。「なるようになれ!」という感じで。1分間、頭の中が真っ白になって、下からの空気圧で息もできず、おかしな顔のままでした。メガネのゴムの設定がゆるく私の場合は落ちている間、メガネが目をふさいで何も見えなかったですが・・・・・・1600mほどでパラシュートが開きます。ドット股間に体重が集まると聞いていましたが、やはりきました。上に引っ張られるような感覚です。でも、我慢できないほどの痛みとかではないし、あとは鳥状態。パラシュートを自分で操作して空中遊泳です。7分ほど感動の空中遊泳。フーバーダムが見えて、砂漠の中のゴルフ場やスカイダイビング専用の飛行場など見ながらクルクル飛びまわりました。着地はソファにすわる感覚程度。ハイヒールでも可能なくらいでした。「人生感が変わるよ!」と事前に言われてました。確かに、命のありがたさは実感できます。一生語れる、最高の思い出となりました。
 インターネットで紹介されないととてもじゃないが縁の無い中小企業。これも、ITの効用でしょうか。結構はやっていて、1日8回飛ぶこともあるといっていました。5人ずつ飛んで、平均客単価3万円なら、年商3億円くらいの中小企業かと思います。スタッフは10名程度ですから、命かけている分、1000万円/人としても儲かりますよね。
 後日談ですが、チャンス君が飛んでいる間のビデオを撮ってくれたので、後から送ってもらい何人かに見せました。ある日、子供たちを車の後ろに乗せてドライブしていると、5歳の寿が「空がきれいね〜。私も鳥見たいに空が飛びたいなあ〜。」(かわいいことを言うなあと思いながら)「お父さんはアメリカで鳥になっていたビデオ見ただろ。」(少し自慢の父のつもりが)「あれ〜、落ちてただけジャン。」確かに・・・そうとも言えるかも。でも快感だったから、いいのです。

<個別レポート>

平成16年6月12日                         
9:30〜10:15
IKEA:600SW43rdST.Renton、WA.98055 TEL425-656-2980
 イケアは、毎回訪問していますが、今回の店舗は、大きな工場の跡地利用に感じがありました。大変大きな店舗で、出口までの長さに驚き。午前中からなんでこんなに家具屋に人がたくさんいるのか不思議なくらいでした。トータルコーディネイトで売っています。見事なほどについ買いたくなる仕組み作りがそこにあり、商品の訴求力について参考になります。素材自体は、たいしたものはないが、カラーコーディネイトで商品訴求力を高めています。工場跡地を丸ごと買収したためか、大駐車場では家具が雨に濡れないようになっているところが心憎いサービスといえます。スケールの大きさは当にアメリカ。

11:10〜12:00
COSTCO:4401 4thAvenue South,Seattle,WA98134-2311
 コストコ。日本の幕張コストコにも行きましたが、本場はさらにでかいです。品揃えされた商品がすべてビッグで、クッキーだって巨大ですから、アメリカ人は太ります。地震も考えておれず、棚の上の方にTVが積んである。カートもやたらでっかい。山積みカートの人たちは、あれを全部食べてしまうのかと疑問に思うほどに大量です。PCはPhとゲートウエイ・コンパックがありました。概ね日本のPCと同じスペックで価格帯は若干安いかな。なにせ、まとめ買いを狙っているので、日本人の感覚では買う気になりそうにない。

12:20〜13:05
WHOLE FOODS MARKET:1026NE64ThST.Seattle、WA98115 TEL206-985-1500
 昼食。スーパーで買い物しながらお昼。おいなりさんに、ワサビと醤油はないと思うけど、味はまあまあでした。大変感じのいいスーパーで、如何にもオーガニック中心に始めたようです。おいなりさんも白米と玄米があって、玄米を試しに食べてみました。店全体は照明を抑えてあり、落ち着いた高級感のある店舗になっていました。

13:30〜15:00
UNIVERSITY VILLAGE:シアトル大学地区にあるオープンモール型RSC。
 CREAT&BARELL, QFC、BATTELL DRUG、BARNES&NOBLE 他
 この時間当たりに、旅の疲れが出て眠くてしかたがなかった。とりあえず、モールのなかでいろんな店舗を見ているうちに、でかい電卓を買いました。モールとしては、大きいのですが、核が明確ではないので、特筆すべきモールだとは思いませんでした。むしろ、それでも人が集まっているのが不思議なくらい。しかし、アメリカらしさのある街づくりが、ちゃんとできているから馴染みやすいのかなという感じを受けました。

15:20〜16:10
PIKE PLACE MARKET:
4年ぶり。「ザ・フィッシュ」の本を読んでから、改めて訪問したので、以前にも増して感動がありました。彼らも、世界的な名物であることを意識して演じていました。まさに、ドラマやミュージカル的な魚屋です。お客さんの注文がないときは、ぬいぐるみの魚を飛ばしていたのには笑いました。また、後ろのほうでお兄さん2名が呼吸の合わせ方を練習していたのが印象的でした。お客様を喜ばせ、自分たちも楽しむ努力を欠かさない。そんなことが人気の秘訣と見ました。そのななめ前のスターバックスの旗艦店については、懐かしささえ感じました。相変わらす、店頭でストリートパフォーマンスがあって、黒人の4人組がアカペラで歌っていて人だかりができていました。マグカップ1個ゲット。パイクプレスマーケットの地下街に時代がトリップするような空間があることも初めて知ることができました。レトロ商店街です。満員。2回目だから余裕を持ってこられたわけで、シアトルの裏まで見ることができて、感激でした。

(初日の最大思い出)
 セーフィコフィールド球場でマリナーズ観戦、イチローをライト側のすぐ近くで見ることができました。これも一生の思い出です。まずはイチローのすごさに改めて敬意を表したいです。なにせ、イチローの打席になると全員が息をのんで立ち止まり、その一挙手一投足に注目している。まるで、ウインブルドンのテニスのように。
 そもそも日本の野球と違うのは笛や太鼓や風船ヒューがないところです。スポーツを純粋に楽しんでいます。試合前に国歌斉唱で、全員が規律して右手を左胸に当て歌うのですからたいしたものです。今年のオリンピックで日本選手は活躍して、日の丸と国家が流れると結構その場は感動したりしますが、それ以外では、君が代など誰も歌わない。聞くところによれば、日本シリーズの最初には国歌が流れるそうですが、ほとんど歌っている人はいないということです。国民の祝日でも最近は国旗をあまり見なうような気がします。アメリカは雑多の民族だからこそ国旗や国歌を大事にするのかなと思ってみたりもしました。
 で、ライトスタンドでしたからイチローが近くに見えました。この試合は今年初めてイチローが3番を打った日で、ヒットは1安打だったように思います。しかし、2つのスーパープレイを見せてくれました。ライトで受けてセカンドでアウトにするという。すると、電光掲示板が「ICHI SHOOT!!!!」で球状を引っ掻き回すように表示します。敵も見方もスタンディングオベーション・・・・ともかく素晴らしいシーンを見せてもらいました。今年、イチローが安打262本のメジャー新記録を達成するとは想像もできませんでしたが、ともかくイチローってすごいなと感心ばかりしてホテルに戻りました。
 イチローのすごさは、翌日、夕食で再確認しました。何気なく普通のイタリアンレストランに入って、メニューを見ると、「ICHI ROLL」というのがありました。かなり以前からメニューに印字してあったようです。注文してみたら、お寿司のアボガド巻きで、上にキャビアが乗っているもの。特別おいしいわけではないけれど、その状況のすごさにうなって食べてしまいました。イチローはシアトルでも英雄なのです。

平成16年6月14日
 REI訪問の前に行った本屋さんが、旧市街地にあり、「シアトル=これ!!」に近いすばらしい雰囲気をもっていました。店内が自然にできたアップダンンなのか、隠れ家的で、近くにあんな本屋さんがあれば常にいきたいと思わせる演出です。本屋さんというよりは、図書館です。
ERIOTT BAY BOOKS(エリオット・ベイ):1973年にWALTER CARR FAMILY によってオープンされた書店。本のタイトルは15万冊を超えるそうです。新書、古書、古本を扱っています。オープンから現在までに3000回以上の詩、フィクション、ノンフィクションのあらゆる分野にわたる本の有名、無名の著書による朗読会、また月に一度子どもの為の本のイベントを開催しているそうです。1979年にはELLIOTT BAY CAFEを地下にオープン。ELLIOTT BAY BOOK GROUPSをつくり会員によるさまざまな分野にわたる本の紹介またディスカッションを月に何回か開催。月報、四季報によるELLIOTT BOOKでのイベント紹介、本の紹介、レビュー等を従業員が書き配布。本というメディアを通じて色々なかたちでコミュニティとの繋がりを保っている面白い本屋さんでした。
 外観は古いホテルを改装したとのことで、重厚感があり、本屋のイメージではありません。一歩中に入ると、時間の流れが変わるような空間で、落ち着いて本を選べる雰囲気が好印象でした。本のサマリーが棚に張ってあり、しかもそれが手書きなのです。そこに温かさを感じます。立ち読みポイントもあります。だから居心地がいいのかも。そういえば、日本で長くて出身で、六本木ヒルズにもショップを出したビレッジバンガードも、同様の手書きでした。顧客満足を得る本屋さんは、やはり本の内容を知っていて熱く語ることができないといけないのかもとヒントをいただきました。
101South Main St.Seattle、WA   TEL:206-624-6600

10:00〜11:00
REIの店舗訪問。本格的アウトドア専門店の店内でレクチャーを受けました。4年ぶりの訪問です。前回に比べるとIT化が進んでいた部分が見所です。奥の絶景の会議室や食事のできるところがあり前回は気づかない部分でした。家内のエアロビ衣装を購入しました。日本人サイズは、なく、店員のお兄ちゃんが大変愛想良く時間をかけて倉庫までさがしに行ってくました。彼の接客姿勢に感動。黒人系で、沖縄にいたとか。「ありがとう」と言ってくれた。思わずメンバーカードを作ろうかと思ってしまいました。でも私は、日本人です。意味がない。で今度、必要性があれば、PEI.Comで申し込むことにしました。試して納得させて購買に結びつける。当に、顧客満足のきわみ。
REI(リクレーショナル、エクイップメント、インストルメント)で、ロッククライミンググッズがメイン商品です。1996年オープンのフラッグシップ(旗艦店)本店を私たちは訪問させてもらったわけです。本店だからこそ品切れがあってはいけないという精神で視点が100の在庫であれば本店には10000の在庫を抱えているという説明でした。ギフトレジストリー(登録制度)もしていて、顧客の囲い込みにもITを活用して十二分に工夫しているところが伺えました。
 基本的な、ロイヤルカスタマー作りの仕組みは 
使用=試着→興味(関心)→購買→納得→来店→再購入→ファン
 ということで、流石にマーケティングの基本をはずしていないなという感想でした。

13:00〜
 BOEING TOUR:「CSの王道はつくるところを見せる。」と信じて、有名なボーイングの本社工場へ見学に行きました。一言、「早口英語ばかり???」何のことやら。結論的にはCSのアンチテーゼとして理解せざるを得ない対応を受けてきました。
 めちゃめちゃ早い英語でツアーガイドが一人盛りあがって解説がありましたが、何を言っているのかまったく聞き取れない。(元々ヒアリング能力は0に近いですが?)本来、滑走路(工場の屋外)においてある仕掛品の状況からみて、超得意先が日本のJAL・ANAあるいは中華航空や大韓航空との取引が多いようです。であれば、日本人向けに解説ツーアを設けて、日本語の案内パンフつけても損はないだろうに・・・・。
さすがに国家もしくは大企業相手の商売です。確かに、大きな飛行場が丸ごと工場ですから度肝は抜かれます。しかも、滑走路に無造作に仕掛品がおいてある。しかも、全くCSなどを考えておらず。「じゃぁ、しょうがないから見せてやるか?」といった態度を感じました。元々軍事産業は横ばいです。結局のところ、昼休み中の何の動きもなく面白味のないところを見せられだけ。企業理念の問題かも知れませんが、日本人がお得意様なら「日本語でしゃべれ!!」という声も聞こえてきそうである。
 そのガイドは最後に“Bowing is Going”とか言って「また来てね」見たいなことを言ってましたが.、ツアーのメンバーからは"Bowing is Bouing"だという声も聞こえていました。ただ、飛行場を伴った大きな工場と、延々と歩いていく工場見学、バスに急に乗り込んできて怖い顔してカメラ・ビデオだけでなく「財布も置いていけ!」と言う、セキュリティの厳しさ・・・流石に軍需産業を扱っているだけのことはあるなと思いましたが。
 ショッピングも折角オリジナルグッズを販売しているのに、レジ回りが遅く、ほとんどゆっくり買えないままに、ショップを後にしました。
ま、これもいい経験です。 

 ノードストローム本店にまた行ってきました。アメリカ各地のノードストロームを回り、何度もお邪魔しているので、見慣れてきました。日本の百貨店、たとえば名古屋も松坂屋、熊本の鶴屋、鹿児島の山形屋ほか、各県庁所在地にあるその地方の老舗の百貨店は、その経営に大変苦しんでいることを回ってみて体感してきています。日本の百貨店を回る時、最近は常にノードストロームとの比較をしています。ノードストロームも日本の接客技術からすれば普通の百貨店とそれほど変わらないです。しかし、ノードストロームには何か買わせてしまう面白さがあります。
 今回は、ノードストロームオリジナルのセカンドバックと小物を本店で購入しました。ペースセッター(Pacesetter)という役目の黒人の販売員で、とても丁寧に親切に応対してくれました。さらに、最後に写真を一緒にとってくれました。彼としては忙しいし、日本のわけの分からない客と一緒に写真をとることに何の抵抗もなく応じてくれる。気持ちよく買わせる技術というものが心底身についているようです。

 ホテルに戻り、夜遅くに、一人部屋にいました。今回のシアトルシェラトンホテルは、クリントン大統領も宿泊したことのあるホテルとかで、高層の円筒形のビルです。かなり高い階の部屋で、最高の景観でした。夜は真っ暗で見えませんが、朝のシアトル港の風景は、忘れられないほど素晴らしいものでした。
 お酒も入っていましたが、使命感があって、やるべきことをやりました。電子申告男として真骨頂です。日本の国税庁のサーバーにログインしました。おそらく、リーダラーターを持って海外旅行をし、国税庁のサーバーにログインする物好きは、私くらいでしょう。というより、今は簡単にLANにつなぐことができて、簡単にインターネットができるということを体感できたことがありがたいことなのです。日本では、結構LAN環境のないホテルが多いです。
 実は、シアトルへ行く数日前、韓国に支部旅行で行きました。この時も、リーダライターを持っていったのです。韓国は日本よりITが進んでいて、ミョンドン地区のホテルに宿泊した時はLANに簡単に接続はできました。しかし、残念なことに、韓国では時差がなく、夜の「成人ナイトショー」にお付き合いしてからホテルに戻りましたので、国税庁のサーバーは開いておりませんでした。
 シアトルなら16時間違います。夜の12時近くに送信しても、官公庁と同じ時間にしか受付ないサーバーもストライクで受けてくれました。チョット自慢です。で、これに味を占めて、ラスベガスのモンテカルロホテルからも、サーバーへのログインをしました。アメリカからでも簡単にできる電子申告。これを全国各地でお話しています。

 まだまだ、書き残すべきことはありますが、今回はこれまで。年末にニューヨークを考えています。また、半年位したらUPできるのかも。


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